智辯学園奈良カレッジ人権学習「多文化共生学習」に参加して

 1月25日(土)に智辯学園奈良カレッジにて今年で4回目となる高校1年生との学習に講師4名とグローバル香芝のスタッフ6名で参加しました。高校生は全体会でのグローバル香芝の活動紹介の後、4つの分科会に分かれて講師からそれぞれの国の生活や文化・日本に来てからの生活の様子を聴き、その後活発に質疑応答が繰り広げられました。
 分科会は
  ①「意外に面白いかも‐ポーランド共和国」 講師:原ユスティナさん(ポーランド)
  ②「国際結婚 飛鳥で農業を始めて」 講師:亀谷ウダーラさん(スリランカ)
  ③「日本で学ぶ意味」 講師:金美蘭さん(韓国)
  ④「インドの社会と文化」講師:タンマイ・バグウェさん(インド)
 どの分科会でも真剣に話に耳を傾ける高校生の姿が印象的でした。感想の一部をご紹介します。

ポーランドの歴史について知って、ポーランド人の諦めない強い精神に感動しました。何度自由を奪われても自分たちの国を守ろうとする人たちは素晴らしくて自分はそんな大人になりたいと思いました。
日本に来られてから農業を始められたのは本当にすごいと思います。違った国で暮らしていくというだけでも大変なはずなのに、そこでまた新しいことにチャレンジしようという気持ちが素晴らしいと思いました。
私は知らないことをやったり見たり経験することが苦手で、自分の殻にこもりがちな性格ですが「知らないから」と言うのを理由にチャレンジしないのはもったいないと気付きました。今日からは、今まで避けてきたこともチャレンジしようと思います。
インドは僕たち日本人が学んでいる内容と違うという事に驚きました。思っている以上に面積が広くヨーロッパほどあり、人口は13億人多言語多文化である国だという事を覚えておきたいと思う。国や宗教、文化が違う人と交流するのはとても楽しいし、その国の良い所を知るいい機会でした。

 生徒一人ひとりがこの学習を通して自分自身を見つめ将来の夢に向かって積極的に様々な事に挑戦していってくれることを切に願います。

小椋

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