2024.11.30
カテゴリ:セミナー企画部会
日本語サポートボランティア養成講座 PARTⅡ 第2回
在住外国人への日本語支援を目的とした日本語サポートボランティア養成講座「外国人住民の視点になって交流イベントやコミュニケーションを考えよう」を、11月30日(土)に中央公民館で開催し、20名の参加がありました。

前回に引き続き、NPO法人多言語・多文化サポートICHIの理事長 樋口尊子氏ほか3名の方が講師でした。ICHIが実施したアンケート調査の結果から、外国人の日本での生活における「生の声」に耳を傾け、それを基に、「対話」と「交流」を深めるために、どのような支援を行ってきたのかが説明されました。
続いて、講師の方々がICHIで実施している交流イベント「なぞとき世界旅行」、「多言語ワークショップ」の体験をしました。

参加者が、外国語に触れながら異文化交流をする体験です。3グループに分かれ、3か所を順に回りながら、ネパール語やミャンマー語で書かれた謎を解くゲームを通して、知らない言語や文化に触れました。
またイラン出身の講師からは、生活の場で使われるペルシャ語の紹介や異文化体験について学びました。
参加者は、このような交流イベントを体験することによって、外国人の気持ちを知り、交流するきっかけとなることを実感し、日本語支援に活かせるヒントを得る有意義な時間となりました。
今回、外国語に触れるだけでなく、多文化理解を深めるとともに、外国人とつながれる場所、互いの違いを学び合う場所、そのような「居場所」の大切さについて考える機会となりました。グローバル香芝の活動にも、役立てるヒントをたくさんいただきました。
(桝井)