2015年秋季ホストファミリー交流会&ホームビジット

 秋季ホストファミリー交流会・ホームビジットが11月14日(土)、中央公民館にて開催されました。
 今回は大阪教育大学からの26名の留学生(8カ国)を17家族に受け入れていただきました。
 ひとりの欠席もなく総勢71名のにぎやかな交流会となり、いつもより狭い会場はいっぱいでした。
 留学生は自己紹介の最初のうちはだいぶ緊張した雰囲気でしたが次第にほぐれ、日本にいる間の希望など話してくれました。(ちなみに一番人気の場所は「北海道」でした。)その後ホストファミリーに名前を呼ばれた時は大きな笑顔でこたえ、お菓子を食べながらの交流タイムではお互いにずいぶんと打ち解けて話がはずみ、今出会ったばかりとは思えない様子でそれぞれのホストファミリーと帰っていきました。
 毎回ながらその姿を見て、また後程いただいたアンケートを読むとそれまでの苦労が報いられたような気がします。

 アンケートの一部をご紹介したいと思います。

 「娘の友達3人も加わって・・カルタをしたりして楽しく過ごせました。お料理も手伝ってもらって、肉、酒、みりんを使わないえびカツも気に入ってくれました。」----「言葉で言えないほどめっちゃ楽しかった。
 日本人は優しいと思っていたがそんなに優しいと思わなかった。日本料理以外にも日本文化を教えてくれたのですごく勉強になった。そして、インドの色々な文化に凄く興味を持っていたので自分はできる限り教えるように頑張ったと思います。」
「I was worried about food because I have many forbidden food, but fortunately my homevisit family is very tolerant with my situation.・・It was interesting because we played two version karuta. First version ,it was modern card and the second one was Heian Era card. I want to buy it before I come back to my country, Indonesia.」
 「当日は雨でしたが、信貴山へお参りに行き、紅葉とお寺からの景色を楽しみました。その後、道の駅とスーパーへ行き・・自宅で一緒に料理しました。晩ご飯はリクエストのあったすき焼き。食べてみたかった料理のようで、美味しいと楽しんで頂けました。」----「ホストファミリーは2人の子がいます。ちょうど私、子供が好きでめっちゃ嬉しかったです。・・晩御飯は日本料理すき焼きでした。美味しかったです。料理を作ってるときにあまり手伝わなくてごめんなさい。子供が好きですから、子供達と遊んでばかりでした。・・言えないくらい、楽しい一日をありがとうございました。ホストファミリーの良い行為は心に置いておきます。」

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 「親子4人初めての経験させて頂きました。彼はとても日本語が上手で気さくな好青年だったのでマッチングの瞬間から意気投合。・・中学生の息子達とは将棋やパズルなどをして和気あいあいと過ごしました。優しくて勤勉な彼と過ごすことで子供たちも何か感じてくれる良い時間をありがとうございました。」----「この間のことを思い出すたびに笑顔がでてきます。お母さんがバイオリンを弾いてくれてとても嬉しかったです。バイオリンの音を聞くのが初めてです。・・・そして今度は合気道をやるつもりです。弟達も私と一日中遊んでくれてありがとう。その一日中がとても楽しかった。」留学生の感想文も併せて紹介します。

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 「10月14日は雨で寒かったです。しかし、心は温かかったです。あの日、自分の名前を最後まで呼ばれなくて、だんだん緊張してきて、自分にはホストファミリーがいないかもしれないという想いが浮かんでしまいました。しかし、最後にサイ リーメイと聞こえて、嬉しくなってきました。
 一時間ぐらいの交流会が終わってから、私ともう一人のカンボジア人はホストファミリーのお母さんと奈良にある家まで行きました。日本人の家に行くのは初めてではないですが、なかなか緊張してしまいました。でも、お母さんが熱心に色々なことを話してくれたので、不安感がどんどん消えてきました。
 そして次に、お母さんに日本の大きい神社の一つに連れていってもらいました。お父さんも一緒に行きました。雨の中を歩きながら、4人で橿原神宮の風景を観賞しました。神宮に関することも教えてもらったし、色々なこともニコニコと話せたし、本当の家族のように感じました。残念ながら、橿原神宮での 4人の写真が撮れませんでした。
 その後、ミルクファームヘ行って、自然なミルクアイスクリームを食させてもらいました。お母さんとお父さんがずっとアイスクリームを食べている私達の様子を見ているので、恥ずかしかったですが、幸せでした。それから、家に戻って、お母さんが作ってくれた料理を食べました。私達のために、色々な美味しい料理を用意してくれて、非常に感謝しました。食事したり、4 人でしゃべったりすると、笑声がいっぱい出て、部屋の雰囲気がとても暖かくなってきました。
 最後に、お母さんが車で寮まで送ってくれました。家から寮まで、カンボジアの色々なことを話しました。非常に嬉しくて、感謝しました。一緒にいる時間が終わらないで欲しかったんですが、しかたありませんでした。しかし、良い一日が過ごせました。また会える日を楽しみにしています。」 (カンボジア留学生 リーメイさん)

 ご協力いただいた皆様、ありがとうございました。 (濱野)

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