大阪教育大学SICEPホームステイプログラム

2015年7月15日・16日

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 アメリカ・ノースカロライナ大学の学生、Gabbyさんを7月15日~16日、グローバル香芝の依頼で一泊ホームステイの受け入れをしました。 Gabbyさんは、大阪教育大が実施する2週間のインターンシッププログラムに参加する研修生です。   
 このインターンシッププログラムは、"School Internship& Cultural Exchange"と称し「日本の教育現場を視察し、訪問校の異文化理解教育の一助となる」ことを目的としています。プログラムの締めくくりとして一泊ホームステイも含まれていました。

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 大学で行われた対面式を終えて自宅に帰り、彼女が滞在する二日間で私たちが出来る事について説明し、Gabbyさんの希望を聞きました。その後、彼女の希望に沿った夕食の為のお買いものに一緒に出掛けました。彼女はとても明るくフランクで、好奇心旺盛な性格だった為、こちらも気負うことなく、家族の一員として迎え、共に団欒を楽しむことが出来ました。

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 既に奈良市や大阪に行ったとの事でしたので、翌日は明日香村を訪ねる事にしました。万葉資料館へ案内し、その後日本で一番古いお寺・飛鳥寺と一番古い大仏様・飛鳥大仏を訪ね、のどかな田舎の美しい風景を楽しんでもらいました。大変喜ばれてまた日本に来る機会を是非作りたいとのことで再会を約束しました。

 また、7月17日午前中にこのインターンシップ・プログラム参加者全員の最終報告発表があるとのことでしたので、Gabbyさんの発表が聞きたくて参加をしました。アメリカからの5名の学生の日本の教育現場に関しての発表で興味深かったのは、Masterpiece from different Classesと題して訪れた日本の小学校での映像と共に述べられた感想です。

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 "Everybody works together, all play together!"と校庭にクラスの人数分、同じように並べられた鉢植えとスコップを持ち、同じように土を掘る生徒たちの映像でした。個を大切にする自国との文化の違いでしょうか。アメリカでは日本のように皆が同じことをする教育場面は見られないとの事でした。

 報告発表会の最後に、長谷川先生がグローバル香芝の説明と共に神野さんからのプレゼント5円玉を「ご縁」の意味を説明しながらお渡しくださっていました。生徒の皆さんが大変喜んでくださっていましたのでご報告させていただきます。

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 その後、インターンシッププログラムの修了証書授与式があり、パーティが行われました。研修生たちのお世話をしていた日本の学生も含めて、和気藹々とした修了式で、久しぶりに学生に戻ったような気分になりました。また、彼等から元気をもらいました。このような機会を与えて頂けたことに感謝します。    

(坂本悦子)

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